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入庫とは？

物流倉庫に届いた商品を、倉庫内の所定の保管場所へ収めることを入庫と言います。一般的に、入庫を行った段階で、商品の在庫数を増加させます。

入庫（にゅうこ）とよく似た用語に入荷（にゅうか）がありますが、こちらは物流倉庫に荷物が届いた状態を指す言葉です。ですので、作業の順序としては、倉庫に入荷された商品を入庫して保管場所へ移動する、ということになります。

入庫の種類

コンテナ入庫

コンテナは、貨物輸送用に使われる箱状で大型の輸送容器です。大きさが規格化されているため、船や鉄道など異なる輸送手段での積み替えが可能で、荷を詰めたコンテナをまず船で運び、船からトレーラーに載せて倉庫まで運ぶなどが行われています。

コンテナに詰めた状態の商品を入庫することをコンテナ入庫と言い、大量輸入商材などがコンテナ入庫されます。また、コンテナを開梱して荷物を取り出す作業をデバンニングと呼びます。

• 40フィートコンテナが積まれている様子。20フィートと並んで最も標準的に使われるサイズです。
• 商品を積んだコンテナが倉庫に到着したところです。

パレット入庫

パレットという、約1m×1mサイズの板の上に商材やダンボールを積み上げて、そのままの状態で保管します。パレット入庫の際には、フォークリフトなどを使ってパレットを運搬します。

• 商品を積んだトラックが倉庫に到着。これから届いた商品を倉庫の保管場所へ移動する入庫作業を行います。
• 商材やダンボールを乗せるパレット。写真はプラスチック製ですが木製のものなどもあります。
• フォークリフトを使ってパレットを運んでいるところです。木製のパレットの上にダンボールが積まれています。

入庫状態の違い

製梱入庫

ひとつの箱に、種類の同じ商品が梱包された状態。箱を開けることなく、そのまま在庫として保管できます。

混在入庫

ひとつの箱に種類の違う複数の商品が入っているため、一度箱を空けて商品を種類ごとに分ける作業が発生する状態。作業分の費用が発生します。

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